ジャガー・ランドローバーが2010年度決算を発表 - 世界販売が好調
  2011年1月21日
・全世界での販売台数は2009年比で19%増の232,839台
・最大の成長市場は中国で、前年比95%増を記録
・米国市場も好調で18%の増
・イギリスでも13%増

イギリスを代表するプレミアムラグジュアリーカーメーカーのジャガー・ランドローバー社は、2010年の全世界での販売台数が、イギリス、アメリカ、中国における好調な業績を追い風に、全体で19%増加したことを発表しました。また、四半期ごとの販売でも、ニューモデルの導入と既存モデルの刷新により、すべての四半期で前年を上回る成績を記録しました。

ランドローバーの世界販売台数は25%増加し、世界102の市場のほとんどにおいて非常に好調な実績を記録しました。ランドローバーの五大市場であるイギリス、アメリカ、中国、イタリア、そしてロシアだけで、売上全体の66%を占めています。製品別ではディスカバリー4が45%増、レンジローバー及びレンジローバー・スポーツが30%増、そしてフリーランダー2が21%増と、各モデルとも目覚ましい実績を挙げました。

好調だったランドローバーの販売について、グローバルブランドディレクターのジョン・エドワーズは次のように述べています。「自動車業界にとり、2010年は引き続き厳しい環境だったにもかかわらず、ランドローバーの年間を通じての販売は全世界的に好調でした。中でも3月は月別売上において、当社の史上最高記録を塗り替えました。モデルラインナップを刷新したこととレンジローバー・イヴォークの投入によりブランド全体が非常に活性化され、それがお客様に非常に好意的に迎えられました。」

2010年のジャガーの販売台数は2009年と同レベルに留まったものの、新たにXJサルーンを導入したこととX-TYPEの販売打ち切りにより、ブランドのモデル構成はさらに高級車市場へとシフトしました。ジャガーにとっての五大市場は、イギリス、アメリカ、ドイツ、中国、そしてイタリアですが、この5カ国における2010年の販売台数は、全体の74%を占めています。XFは依然人気を維持した結果、世界販売台数が8%増加しました。ニューXJも世界的に好評で、特にアメリカでの販売はXJの総販売台数の約40%を占めています。」

ジャガーの業績について、グローバルブランドディレクターのエイドリアン・ホールマークは次のように語っています。「新型XJの市場投入により、2010年でジャガーの製品ラインナップの刷新が完了しました。新型XJは非常に高く評価されています。ジャガーは、現在、お客様にとって大変魅了的で強力な製品群を提供しています。市場環境は引き続き困難ではありますが、私は2011年の販売については、慎重に楽観視しています。」

2010年、ジャガーとランドローバーの両ブランドは、世界を代表する自動車ジャーナリスト、専門誌、オピニオンリーダー達から合計80以上の賞を受賞するなど、特に充実した1年となりました。その中でも、『Automobile Magazine』誌の「2011年デザイン・オブ・ザ・イヤー」賞、自動車番組『トップギア』がXJに贈った「ラグジュアリー・カー・オブ・ザ・イヤー」賞、そして『autocar.co.uk』の読者投票によるレンジローバーに対する「カー・オブ・ザ・ディケード」賞の3つの賞は極めて輝かしいものです。


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